1.総則
(リーグ名称)
1.本リーグを宮城Sリーグ(以下、本リーグ)と称する。
(リーグ目標)
2.リーグは1年を通じて草野球を楽しむことを目的として創設したものである。チームはもとより自己のレベルの向上を目指し、他のチームとの交流を深めるよう最大限の努力をおこなう。
2.運営
(運営チーム)
1.本リーグは仙台スラッガーズ、MIRACLES NEOが共同して運営に当たる。
(運営費)
2.本リーグ運営は運営チームの善意と参加チームの協力によっておこなわれるもので、原則としてそれにかかる費用は各運営チームの労力のみとする。
(運営会議)
3.運営チームは、リーグ運営上の要請に応じて運営会議を不定期に設けるものとし、シーズン中に各チームの代表者による代表者会議を招集することができる。各チーム代表者は特段の事由がない限りこれを欠席することはできない。
(権限の委任)
4.代表者会議において各チーム代表者またはその代理の者が出席できない時は、運営にすべてを委任するものとする。
3.リーグ参加
(リーグへの参加登録)
1.リーグに参加するチームは、チームの代表者が参加意思をリーグに示し、かつ別に定める年間グラウンド使用料を納めることによって参加登録とする。
2.リーグに参加した各チームは本規約を遵守し、その運営に協力することを同意したものとみなす。
4.服装および道具
(ユニフォームの着用規定)
1.試合時は原則として全員が同一のユニフォームを着用するものとする。但し、各チームの新メンバーやチーム代表者がやむを得ず認めた者についてはその限りではない。それでも、投手については必ずチームユニフォームを着用しなければならない。
2.ユニフォームを着用しないメンバーについては、草野球をおこなうのに相応しい服装を各自で用意しなければならない。対戦相手が客観的に見て草野球に相応しくないと判断した服装(半ズボン、半裸、裸足、サンダル履きなど)であった場合は、その個人に対して試合出場を拒否することができる。
3.捕手には捕手用ヘルメット、プロテクターの装着を義務付ける。また、レガースも可能な限り装着することがのぞましい。
(道具の使用規定)
4.試合中に使用するグローブ、バット、スパイク、各種ミットなどはチームごとに揃えることとし、チーム間での貸借を禁止する。
5.特殊に改造された道具の使用は一切禁止する。正規に流通している範囲での道具については使用制限は設けない。
6.試合時に使用するベースは対戦チーム間のいずれかが持参するものとし、あらかじめ各チームの代表者が協議の上、持参し使用するものとする(可能な範囲で、先攻チーム準備とする)。
(試合球)
7.試合球はチームごとに公式球M球または同等品を2球用意して使用する(※)。試合中のファールボールやホームランボールは攻撃側チームが捜索し、試合に戻すこととする。試合後は各チームに2球ずつボールを戻すこととする。
※用意する2球の状態目安として…新球1個、状態の良い中古球1個(義務付けまではしない)
5.試合
(試合組み合わせ)
1.試合は運営チームが年間の組み合わせをおこない、各チームと3回ずつの総当たり戦ができるように組む。
(試合時間)
2.各試合は試合時間1時間55分、7回制でおこなわれる。試合時間とは別に各試合ごとに15分のウォーミングアップ時間と10分のグラウンド整備時間を設ける。
(出場人数)
3.攻撃人数の上限は設けないが、打者一巡で何名かを試合前に対戦相手へ申告すること。守備人数については、9人を上限とする。(⇒DH複数名、全員打順可) 又、試合途中で出場人数が増減した場合は、対戦相手へ申告すること。
(試合結果)
4.試合結果については、7回終了時の勝敗について勝利チームが運営に報告することとする。延長制は設けず、7回終了時に引き分けの場合は一塁側のチーム代表者が運営に報告をおこなう。
5.時間切れの他、天候不良や日没などで試合が7回まで行われなかった場合、4回裏が終了していれば試合成立とし、後攻チームの攻撃終了回までの結果を報告することとする。時間内に4回裏まで終了できなかった場合には、その試合を練習試合としリーグ成績から除外する。 ※2024年より、時間切れの場合はその時点でのスコアを結果へ計上とする。1時間55分消化自体は義務付けまではしない(消化前での打切りも可)。
(天候や災害などによる試合中止)
6.試合時に雨天・災害などでグラウンドの使用が不可能な状況にある、もしくはそうなることが明らかであると各チームの代表者が判断した場合には、協議によって試合を中止とすることができる。その場合、振替再試合はおこなわない。
(不戦敗)
7.試合開始時刻にどちらかが8名(助っ人を含む)に満たない場合は、原則としてそのチームを不戦敗とする。但し、対戦チームに常時1人以上の余剰メンバーがおり、かつそのメンバーを助っ人として試合の間貸し出すことを対戦チームが了承した場合のみ、不戦敗を免れる(上限3名、試合途中での入れ替わり可)。対戦チームからの了承がない場合は、その試合は練習試合としリーグ戦績から除外する。
(審判)
8.主審は攻撃側から出すこととし(塁審は任意)、その裁定は客観的に公平であるように心がける。審判の裁定には必ず従うことを原則とし、不服がある場合にはチーム代表者同士が協議し解決することとする。それ以外のメンバーはいかなる方法においても裁定に反論が認められない。また、裁定に問題が生じた試合では、両チームの代表者がそれぞれ運営に経過報告する義務を負う。
6.成績
(点数制)
1.①勝ち点、②勝率、③得失点差の優先順で順位を決定する。
2.勝ち点については、勝:+3、敗:±0、分:+1、雨天中止:+1、不戦勝:+3、不戦敗:±0 で計上する。尚、不戦勝&不戦敗時の得点は、7対0として扱う(~2018年:7対0扱い 2019~2022年:0対0扱い)。
又、対戦相手やリーグ内チームから助っ人借用時は、勝利時の勝ち点を以下のように変更する。
1~2名:+3
3~4名:+2
5名:+1
6名以上:±0(リーグ上は不戦敗とし、練習試合として扱う)
7.その他
1.リーグ参加に際してのスポーツ保険加入は各チームの責任でおこなう。試合中の怪我や事故に対して、本リーグは一切の責任を負わない。
2.集合時間、試合時間などを遵守し、スムーズな試合運営を心がける。
3.ベンチ内はいかなる事情があっても禁煙とする。
4.駐車場は1塁側裏手の専用駐車場(砂利敷スペース)を使用し、グラウンドの出入口への駐車は一切禁止とする。
5.周辺でリトルリーグが使用しているグラウンドには一切立ち入りを禁止する。
6.ベンチ内での飲み物の摂取は許可するが、食事については持ち込みを禁じ、グラウンド外で済ませるようにする。
8.附則
本規約は2014年4月1日に施行される。
■改定履歴■
2015年02月11日:項目5-3、7、8、項目6を改定
2018年03月04日:項目4-7(A⇒M球)、項目7-4(駐車場)を改定、「補足」を新たに追加
2018年07月07日:補足に追記(試合結果について)
2019年02月23日:項目5-7、6-2を改定(メンバー借用上限を2⇒3名に変更、不戦勝の勝ち点を+2⇒+3に変更)
2020年02月09日:項目5-2(試合時間)、項目6を改定(助っ人起用時の勝ち点を細分化)
2023年03月12日:項目6を改定(助っ人起用時の勝ち点を再調整、不戦敗の勝ち点を-2⇒±0に変更)、「補足」の助っ人条項に追記
2024年03月24日:項目5-4を改定(時間切れ)
===補足===
◆試合球について
練習球NG、公認球の検定落ちはOK。
◆助っ人について
①リーグ外、②対戦相手、③リーグ内の順でメンバー借用可。
②、③の打順は、下位に置くこと。②については、守備のみでの借用でも可。
②、③の守備位置は、外野手、一塁手、捕手に限定する事(投手、二塁打、三塁手、遊撃手は不可)。
①の守備位置は、投手以外に限定する事。
◆試合結果について
最終回までを規定時間内(115分)に消化できなかった場合は、
前のイニング裏終了時のスコアでリーグとしての試合結果とする。
※2024年より、時間切れの場合はその時点でのスコアをそのまま試合結果とする。
(115分経過した場合は、そこで試合を打切り、上記の処置をとる)←携帯電話のアラーム機能等を仕掛けておく
(115分使い切るまで試合を継続するかどうかは、両チーム間で相談、合意の上とする)←残り10分しかない場合等